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  • 執筆者の写真kei233

「うつわノート」で気づかされた、なんでもないもの。



週末は、川越にあるうつわノートさんにお邪魔しました。

それまで僕は知らなかったけれど、うつわノートは川越にあるギャラリー。


元はオーナーの松本さんが脱サラ後、器に興味を持ち色々なギャラリーを訪ねた際の記録として始まったブログ。そのブログが好評でギャラリーとなった。


そしてこのうつわノート(ギャラリー)では、生活民芸ともいうべき、煌びやかとは少し違う、どちらかというと「静」のある器を多く展示してきた。また展示品は、時には器だけでなく絵画や木工など様々だ。


松本さん曰く、

「若い頃にはロックとか振幅の激しいものが好きだったりすると思うんだけど、今はBGMとかクラシックみたいな静かなものが好きなんです。でも、その静かなものの中にもしっかりと振幅があると思うんです。器もそれと同じです。」。

松本さんの興味は静の中に宿る動。という話だったと思う。


なんの変哲もない器だけど、その形、色合い、質感には様々な経緯があって…見る人にとっては凄く魅力的に映る。




松本さんの話にはとても共感する部分があって、自分の集めてるなんの変哲も無いものもその一つ。こっちは本当に価値はついてないけれど。これも同じように、大抵の人には全くの無価値だろう。


でもそんな器の話をしていたらいつのまにか話は世界の流れの話になり…

器という一つのことから、世界の話にまで繋がって行く。松本さんもやはり、一つのことから世界のことまでを見ることのできる一人なんだなーと感じた。


とっても貴重な時間でした。



コレクションの、なんでもないヒトデ。でもここにすごい躍動感を感じてた。それを伝えるカメラマンという職業と、さらにそれを広めるギャラリストと。仕事として似ている。




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